アクティブラーニングをわかりやすく。

「アクティブラーニング」という言葉をよく聞くようになりました。

 中高の授業にも、これまでの一方的な授業ではなく、デスカッションやグループワークを中心とした授業が導入され始めています。

 今回はアクティブラーニング導入の意図、メリット、アクティブラーニング先進国アメリカと日本の学び方の違い、運用上の大事な点をコンパクトにご紹介していきます。


目次

・アクティブラーニングとは

・日本で導入される意図、メリット

・アクティブラーニング先進国の勉強

・どう運用されるべきか

・clue zemiのアクティブラーニング

・まとめ



・アクティブラーニングとは

『伝統的な教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称』

(2012年中央教育審議会答申)

ざっくり言いますと、

テストに使う知識だけを頭に突っ込むのはやめて、テストに限らず生活全般に使える「汎用的」な能力を獲得しましょう。

というもの。

そのためには、教えられたこと、紙に書いてあることを覚える従来のやり方ではなく、自分で考え、それを応用していくことが必要になります。具体的な内容としてはディベート、グループワーク、プレゼンテーション、調査学習などなど。

 これまでの学校カリキュラムでは「おまけ」と思われてきた部分が、一気にメインに踊り出るわけです。




・日本で導入される意図、メリット

 これまでの一方的な授業は生徒の側で「やらされている感」が強く、学習意欲が生まれにくいものでした。また他人との知識、考えの共有もなく「飲み込んで(覚えて)、吐き出す(テスト)」だけの学習でしたが、この方法では知識の定着度は非常に低い。よく「いちばんの勉強法は人に教えること」と言われますが、この部分が日本の学習には欠けていました。

 ディベート、ディスカッション、プレゼンテーションを導入することで、知識をただ飲み込むだけではなく、アウトプットする機会が生まれ、定着度も高まります。




・アクティブラーニング先進国の勉強

 これまでの授業方式では、先生の話に意見することはNGでした。それどころか質問することさえはばかれれる空気があり…。

 一方、アクティブラーニング先進国のアメリカでは発言しないと怒られます。常に意見を求められるため、知識を吸収しただけでは不十分。それをいかに使うか、ということを幼少期から訓練しています。



・どう運用されるべきか

これまでのやり方を急に180度転換して、「さあ、自分の意見を言いなさい」というのはかなり無理があると思います。塾を運営しておりますと、残念なことに「知識は受験に使うもの」という意識の人がとても多いことに気づきます。そして特に好成績をとる人にこの傾向が強い。アクティブラーニングをとりいれることの受験への意義、みたいなものををハッキリさせないと学生は混乱に陥ると思われます。

 また、これまで「正しい(と思っている)こと」を伝えるだけだった先生が、予想だにしない質問を投げかけられたとき、流れになったときに対応できるかどうか。従来の数倍、先生の能力が問われます。



・clue zemiのアクティブラーニング

clue zemiは開設以来、アクティブラーニングを取り入れています。取り入れています、というより私の経験上、それが最も定着率の高い方法だったので、先取りでもなんでもなく自然な流れでこうなりました。

 clue zemiではダイニングテーブルを囲み、みんなでワイワイ賑やかに授業をしています。授業中の質問、発言も自由。NGは「他人に迷惑をかけること」ぐらい。知りたい!と思ったときに発言することで、生徒は「勉強は楽しいもの」と認識してくれているようです。難関高、難関大を狙う生徒も多いのですが、成績が高い生徒ほどこのやり方を楽しみ、成績にも反映されている感じがします。



・まとめ

アクティブラーニングは従来の一方向の授業とは異なり、先生と生徒、生徒間で双方向にやりとりがある学習。具体的な内容はディベート、ディスカッション、プレゼンテーション、実地調査など。導入意図は知識を飲み込むだけではなく、それを汎用的に使う能力を身につけること。運用には先生の能力が大きく関わってくると思われる。ついでに、clue zemiはずっとアクティブラーニング。



clue zemi 代表 永井 雄太郎

1980年生まれの松坂世代。
仙台一高〜早稲田大学政治経済学部。
リアル「偏差値30からの大学受験」の経験をもとに、幼児から最難関大・医学部受験まで対応の塾「clue zemi (教室・online)」を設立。並行して勉強と遊びの接点を表現するため飲食店『するめcafe』、首都圏トップランナーとのWwbコラムひらめきのタネ・2足のわらじーズ、仙台発フリーペーパー『余談Lab』の活動など。企画立案やアドバイザーなど、企業とのコラボレーションもしています。


なかなか言葉では伝えきれないclue zemiの授業スタイル。

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