褒めると伸びる
ー勉強が好きって本気ですか?ー
「勉強が好き」なんていった日には
生徒からとっても冷たい視線を感じるのですが
私は勉強が好きです。
東大を始め、難関大学に入る人を
「あいつはもともと頭がいい」
なんて表現しますけれど、
多くの人は
「頭がいいから受かった」
ではなく、
「勉強が面白くて、やってたら受かった」
という感じです。
ー褒められたことがきっかけー
2019年9月発売の
プレジデント Familyから引用しますと、
現役東大生の70%以上が
「勉強が好き」
と答えたそう。
では、どうやったら勉強が好きになれるのか。
「勉強が好き」と答えた東大生の
およそ70%が
「親や先生に褒められたことがきっかけ」
と答えています。
一方で東大生以外の「勉強好き」を含めた場合、
この質問に対する結果は、
「内容が興味深かった」が65%
「親や先生に褒められた」が35%
と、先ほどの結果と大きく異なる。
このデータをみると、
成績を向上(ある意味底なしに)させるには、
大人のアプローチが非常に重要だと考えられます。
ー子どもの話をよく聞くー
では具体的に
どのようなアプローチをすればいいか。
特にすべきことは、
「子どもの話をしっかり聞く」
ことだそう。
話を聞いてもらうことで、
情緒が安定し、自信がもてる。
そうすると、チャレンジ精神が高まり
失敗や挫折に対しても強くなれる、
ということです。
ー「褒める」はコスパがよいー
勉強の内容に興味を持ってもらうのは
素晴らしいことだけれど、
生徒本人に依るところが大きく、
なかなか介入の仕方が難しい。
しかし「褒める」の主体は大人なので、
心がけ次第でいい反応が期待できます。
しかもお金も時間もかからないので
非常に費用対効果のよい方法 かと。
(こういう表現がいいのかどうか)
ーやる気を失わせないー
多くの大人が
「勉強=修行」
という認識をしていて、
子どもに対し厳しいアプローチをしますが
これは逆効果。
特に、
「勉強しなさい!」
は子どものやる気を削ぐだけで。
叱るのではなく、褒める。
子どもの「勉強好き」を
支える環境を作りたいものです。
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