Rage against the 文学部廃止論


大阪大学 文学部長の

式辞が話題になっている。

これ



ここ最近、

文学部への風当たりが厳しい。

というか、大学に入る前の

受験勉強の段階で、

いや、もう幼児教育の段階から、

文学は「無駄なもの」とみなされている。



医学部に入るためには数学だ。

大企業に就職するには英語だ、と、

子どもたちの忙しない毎日に、

音楽、芸術も含め、

文学の入る余地なんか全然ない。


でも、

この学部長が言うように文学は、

「直面した問題に対して、

考え抜くための手がかり」になる。


これまで偉業を

成し遂げて来た人、または、

現在も第一線で活躍する人。


その人たちの中で、

本なんか読みません。

音楽も聴きません。

なんて人は聞いたことがない。


あの時読んだ一冊が、

あの時出会った音楽が、状況を変えた。

という話をみんなしている。


それを無視して、

「文学は実益がない」なんて、

よくもそんなアホなことを言えるもんだ。

お前がもう一回勉強し直してこいよ。

という感じ。



塾という業界にいると、

「感情」は押し殺すべき。

とにかく無心。機械的にこなせ。

という教育機関がほとんどで、

それにのせられる親子。


そんなのばっかり目の当たりにする。

確かにそれをやってれば受かる。

うちの塾なんかより遙かに効率がいい。


でも、

あなたが社会人になって、

相手にするのは人間。


文学に触れたことのないやつが

人を幸せにするモノやコトを

提供できるかってんだ。

そういうものを提供するのが

仕事なのです。


感情の欠如した、

医者や弁護士、教師が出現し

トラブルも多くなっているけど、

こっちからみれば、当然の結果。


あなたが今やっている勉強の

その先には、

必ず「人」がいるってことを

忘れちゃいけないのです。と、


なんだか熱くなってしまい

お恥ずかしいのですが、

文学部廃止などと

発言する輩には、とっても腹がたっている。

というお話でした。


clue zemi 代表 永井 雄太郎

1980年生まれの松坂世代。
仙台一高〜早稲田大学政治経済学部。
リアル「偏差値30からの大学受験」の経験をもとに、幼児から最難関大・医学部受験まで対応の塾「clue zemi (教室・online)」を設立。並行して勉強と遊びの接点を表現するため飲食店『するめcafe』、首都圏トップランナーとのWwbコラムひらめきのタネ・2足のわらじーズ、仙台発フリーペーパー『余談Lab』の活動など。企画立案やアドバイザーなど、企業とのコラボレーションもしています。


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