「考えること」と「はき出すこと」②

ではどうやって

「あそび」を作り出すか、

ということですが、

これは特に日本人には

難しいことかもしれません。



「勤勉こそ美徳」

「睡眠は無駄」

「娯楽は悪」という感覚が

相変わらず日本人には、

驚くべきことに特に

中高生において濃く

しみ込んでいる気がします。


これは昨今の

受験環境の変化によるものでしょう。


誰もが大学に入る時代、

昔のように大学に入ること自体が

目標ではなくなってきていて、

難関大学、難関学部に受験生が殺到しています。


それに乗じて「早期教育」だの

「完璧なカリキュラム」という

類いの広告があふれかえり、

我々の心を惑わせますが、

私が思うにそういう広告の大半は

「飲んではきだす」

(下品でスミマセン・・・)タイプの勉強論です。



県内の悪名高い某高校の

「完璧な」カリキュラムを

みせてもらったのですが、

「地獄だね」という言葉しか出ませんでした。



3年間(あるいは6年間)、

貴様らに遊ぶ時間はないぞ。

盆正月だけちょこっと休ませてやる。

感謝しろよ。的な。



部活もさせず、

夜遅くまで補講&補講。

その後に膨大な宿題があり、

日付が変わっても終わらないそうです。


どんな宿題なのかと思って

覗いてみると、

計算100問とか単語の暗記とか。


そんな時間から

暗記ものをしても

翌日覚えているはずがないのですが・・・。


学校側もおそらく

効率が悪いのはわかっていて

(誰だってわかる)、

「数うちゃ当たる大作戦」なんだと思います。


生徒にとにかく

詰め込むだけ詰め込ませて、はきださせる。


それが十分でないと、

「怠慢だ」と言ってさらに詰め込ませる。


そんなことを

人生経験の浅い中高生が

「偉い」先生から言われたら、

「おれの勤勉さが足りない」

「寝てる場合じゃない」

「家族旅行なんてもってのほか」

って感じてしまいます

(私は洗脳と呼んでますが)。



ではその学校の

難関大合格率がどうなのかというと、

確かに医学部、東北大、東大、

早慶に合格者を出している。


ポツポツと。


これを大々的に

広告しているわけですが、

ここで注目すべきは

全体の合格率を見渡したときに、

常軌を逸した努力をさせているわりに

大したことがないということ。


これもまた

「数うちゃ当たる大作戦」で、

数百人いる生徒を

鬼のようにしごき、

数名が生き残ればいいだろうという考えです。


勉強ってそんなものじゃないのにな、

と思うのですが・・・。


長くなったので、また次回。 


clue zemi 代表 永井 雄太郎

1980年生まれの松坂世代。
仙台一高〜早稲田大学政治経済学部。
リアル「偏差値30からの大学受験」の経験をもとに、幼児から最難関大・医学部受験まで対応の塾「clue zemi (教室・online)」を設立。並行して勉強と遊びの接点を表現するため飲食店『するめcafe』、首都圏トップランナーとのWwbコラムひらめきのタネ・2足のわらじーズ、仙台発フリーペーパー『余談Lab』の活動など。企画立案やアドバイザーなど、企業とのコラボレーションもしています。


なかなか言葉では伝えきれないclue zemiの授業スタイル。

「clue zemiの授業はどんな雰囲気か」「いきなり入会するのに抵抗がある」 など不安や疑問をお持ちの方に実際の授業を無料体験いただけます。お気軽にお問合せください。